児童文学の古典的名作『デュポン書店の奇妙な事件』の日本語版が発売されました。
『デュポン書店奇譚』が、読みやすさを追求した新装版で帰ってきました。『デュポン書店奇譚』のあらすじ:1900年代初頭のパリ。マックスは街の泥棒、デジレは香水師の娘。二人の道は、作家志望者、タバコを噛む老婦人、そして勤勉すぎる警官といった、奇妙な登場人物たちと交差していく。しかし、最も奇妙なのは、すべての道が幽霊が住むとされる古書店へと繋がっているということ…
本書は2025年に日本語に翻訳され、影書房より出版されました。リンクはこちらです。
本書の執筆にあたっては、映画『ヒューゴの不思議な発明』にインスピレーションを受けました。映画館を出た時、あの映画の雰囲気と舞台設定があまりにも美しく、同じ時代のパリを舞台にした小説を書かなければならないと心の中でつぶやきました。
対象年齢
7歳から11歳(小学生)。読み聞かせにも、初めて一人で読む物語としても最適です。
本書の特徴
- 子ども向けにデザインされた不思議な構造
- イラストによる視覚的な導入で読みやすい
- 読書後のディスカッションテーマ(友情、勇気、好奇心)付き
- 教科書のレポートや授業の教材として使いやすい長さ
著者について
ファブリツィオ・アルティエリは、主に児童書を執筆する多作な作家です。彼のユーモアと繊細さにあふれた物語は、世界中の子どもたちに愛されています。日本語訳では、原文の魅力を余すことなく伝えるよう、丁寧に編集されています。
こんな方におすすめ
初めての「長編物語」を探している親子
学校図書館や読書ボランティアのための本
子供向けのミステリーや冒険小説が好きな読者
-
こちらから購入
Amazonで見る
出版社のページへ
著者について
ファブリツィオ・アルティエリは、イタリアのピサ在住の作家兼教師です。
彼は児童向けと大人向けの作品を数多く執筆しており、作品はヨーロッパの多くの国で翻訳・出版されています。
授業で生徒と取り組むために、ワークシート(イタリア語版)をダウンロードできます。読解ワークシートは、授業で生徒と取り組む際に非常に役立ちます。印刷してお楽しみください!